工事日記150530
おはようございます。
豊田市西村石材の西村健志です。
今日は墓石の目地を仕上げます。
前回の工事で、すべての目地に免震ボンドを注入してあります。
免震ボンドの注入後、2日ほど擱いているので綺麗に乾いて固まっています。
目地に注入したボンドが乾いているので綺麗に仕上ることができます。
僕がもっとも拘って作業する仕事の一つが、この目地の仕上です。
左の写真が、免震ボンドを注入後数日間擱いてボンドが固まった写真です。
青い養生テープを剥がして仕上作業。
右の写真は、養生テープを剥がして余分なボンドを除去し、綺麗に仕上た目地の写真です。
この仕上げを丁寧にしているかどうかでお墓の見た目は全く変わってきます。
実はこの目地の仕上は、見た目だけでなく墓石の耐震性に大きな影響を与えるんですよ!
最後に敷砂利を敷いて工事の完了です。
敷砂利を敷くことで見た目も綺麗になりますが草が生えにくくなる効果もあります。
色の濃い石材を使用した墓石の目地です。
目地に注入する地震対策用のボンドは、墓石の材質に合わせて目立たない色を使います。
・・・と言いましても、グレーと黒の2種類しかありませんが。。。
うちで使っているボンドは、「安震アイバ」と言う免震システム「安震はかもり」専用の接着剤です。
とっても強力な接着剤で・・・ (詳しくは、「安震はかもり」の紹介ページをご参照下さい。)
暑い夏は陽射しが強いのでテントを張りながら工事を行っています。
テントを張るのは丁寧な工事をするために作業環境を良くすることも一つの理由ですけど、
テントで陽射しをさえぎることで、石が高温に成ることを防いでいるんです。