古くなった墓石の撤去方法
新しいお墓を建てることになった場合に、郷里など遠方に有る元のお墓がいらなくなってしまうことがあります。
その場合、どのようにしてお墓を片付ければいいのでしょうか。
まず、墓地の管理者の方へ墓石撤去と墓所返還の旨を申し入れましょう。
墓石を移転し、移転先で改葬をする場合は、「改葬届」や「受入証明」で手続きを進めることができます。
新しいお墓を建てず、お墓を単純に撤去する場合はこの二つの使用ができないので少し厄介です。
その場合まずは遺骨の新しい納め先を寺院などに設定しましょう。
次に行うのが石材店の決定です。
ここでは、石材店とのやりとりが最後になる可能性が高いこともあって、見積り金額以上の高額な請求をしてくる場合があります。
実績の有る信用のおける業者に依頼しましょう。
お墓の片づけをする場合、工事の前に必ず魂抜きを行って下さい。
墓石を建てた際に魂入れを行ったはずですので、その逆ですね。
墓石を解体工事するために、仏様へお許しを請うご挨拶です。
宗派にもよりますが日程調節が難しいところも多いので、石材店と寺院との日程の打ち合わせは早いうちから余裕を持って行いましょう。
最後に墓石を解体して運び出し整地を行って、お墓の撤去は完了です。
しっかりとしたお墓の片付け方を理解し、ご先祖様方に感謝の気持ちを持って取り組みたいですね。
PR: 西村石材では、これまでに鳥取県米子市、兵庫県西宮市でのお墓の片付けのほか、岩手県気仙郡住田町、山口県防府市、愛媛県今治市伯方町などから愛知県豊田市の墓所へのお墓の引越し(移転・改葬)など、県外遠方でのお墓の片付け(墓じまい)やお墓の引越し(移転・改葬)も多数の実績があります。