正しいお墓参りの方法とは
お墓参りは、故人を弔い、供養するための儀式だといえます。
また、故人の遺骨が納められているお墓に、定期的にお参りをすることによって、愛する大切な人を失った家族が、気持ちに区切りをつけるなどの効果も考えられます。
お墓参りをするときに持参するものは、墓石やお墓の周りの草取りなどの掃除をするための道具、掃除の後に花立てに供える花束や、故人が好物としていた食べ物や飲み物などのお供え物、ローソクやお線香やマッチ、ライターといった火をつける道具です。
服装は、葬儀などの場合と違って、喪服でなければ浮いてしまうということはありませんし、お墓の周囲を清掃することを考えて、その時々にふさわしい落ち着いた服装などを心掛けると良いでしょう。
お彼岸の期間中は、お墓参りに訪れる人も多いため、お寺までの道のりでの車の渋滞なども考えられます。
お参りする時間帯をずらすなどの工夫も必要かもしれません。
また、最近はローソクや線香を決まった場所に捧げたり、お花や供物は持ち帰るなどの約束事もありますので、それぞれの墓所の指示に従いましょう。