お墓の石の種類と必要条件
一般的にお墓に使われている石は、大まかには4種類あるといわれています。
1つは花崗岩で、御影石とも呼ばれます。
墓石として広く使われている石で、瀬戸内海の沿岸や茨城県などで多く生産されています。
2つめは閃緑岩で、黒御影石とも呼ばれ、岡山県が高級御影石の産地として知られています。
3つめは斑レイ岩で、これも黒御影石と呼ばれます。
磨いたときの輝きが魅力とされ、産地としては福島県が有名です。
4つめは、安山岩で、江戸城の基礎にも使われたという、神奈川県の本小松石が広く知られています。
墓石選びの際に考慮しておきたい点として、いくつかの条件があります。
具体的には、硬いこと墓石を使うときに水を吸い込みにくいこと、長持ちして、耐久性に優れていること、などがあげられます。
墓石は石でできていますので、どうしても水を吸い込みますが、水を吸ううちに石の成分と反応して変色したり、ひび割れの原因になるといわれています。
そのため、水を吸い込みにくいものを選ぶ方が長持ちすると考えられます。
墓石選びの際には、実際に石に触れて、風合いや感触を確かめるのがおすすめで
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