昨日7月19日夜9時から、フジテレビの新ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」がスタート。さっそくというか、家族と一緒についついドラマを観てしまいました。そして話が進んでいく中で、松○潤さん演じる主人公が、突然亡くなってしまったお父さんのお墓に赴くというシーンがあって、商売柄、ストーリーよりもそのお墓と霊園の光景が気になってしまいました(笑)。
その霊園は、広大な芝生公園に洋墓が整然と並んでいる、それはそれはきれいな墓地公園で、お墓もほとんどすべて同じ形・デザイン。記念碑を埋めたような本当に西洋スタイルです。そのおかげか公園全体のイメージも視界を遮るものが少なく統一されて美しいんですね。そこに松○潤さん演じる主人公が現れるんですからとても絵になります。まさにドラマです。同じテレビドラマでも「ゲゲゲの女房」に出て来るような、ひと昔前のお墓とは真逆ですね(笑)。
当店もお客様のご要望にお応えしたデザインの洋墓等も手がけますが、日本という国の仏教徒であるならば、やはり伝統的な和墓をおすすめしたいと考えています。宗旨宗派により字彫などは微妙にちがいますが、あのような直方体のお墓は世界でも日本だけなんです。お墓も大切な日本文化の一つ。できればマスメディアでは伝統的なお墓を、広くPRしていただきたいと思います。ということで、当店ではゲゲゲのお墓がおすすめです。(written by Tetsu)
こちらの写真は、芝生が美しい名古屋市みどりが丘公園の洋風墓地です。
サッカーW杯南アフリカ大会、いよいよ決勝トーナメントに入ってきました。我が豊田市にゆかりのある名古屋グランパス出身の本田選手が大活躍で、応援にも一層熱が入る昨今です。
ところで、墓石というと日本産(国産)の石が一般的と思われがちですが、今や海外の石材もかなり一般的、ということをご存知ですか?当社の地元愛知県でも岡崎市や豊田市下山の牛岩や花沢石といった国産銘石と呼ばれる品質の良い石が産出されますが、狭い国内ではそれほど豊富に産出されるわけでないため、その分価格も高くなりがちです。そこで石材業界では以前から狭い国内だけでなく資源の豊かな海外に目を向け、豊富に採れる石材の中からより厳選して良い石材を使用するような流れへとシフトしてきました。たくさん採れるので価格もより手頃となり、また良いものを厳選するので品質低下もなく、国産石と肩を並べる美しい墓石をつくることが可能です。今はかなり多くなってきています。
そんな海外産の代表が、中国やインドといったアジア大陸の石であったり、ポルトガル、スウェーデン、フランスといった欧州の石です。日本は昔から木造建築など木の文化で成り立ってきましたが、ヨーロッパは建造物や墓石など大部分がレンガや大理石、石灰岩、花崗岩(御影石)といった石で造られたものばかりの石の文化が長く続いてきました。また中国やインドからヨーロッパへ石材を調達することで石産業も栄え、中国やインドでも、もともと石の採掘・加工についてはかなり進んでいたといえます。
ポルトガル産・御影石
中国産・青御影石
つまり、石の産出や加工などでは歴史的・文化的な先駆者である中国や欧州の石を、日本の墓石にも使用するというのは実は理にかなったことといえるのです。もちろん日本の墓石は日本独自のものですので、きちんと宗教や伝統に基づいた形に仕上げていかなくてはいけませんが、素材だけをみればとてもよいものが多いのです。そんなわけで、目の肥えた昨今のお客様の中には、価格的にも品質的にもご希望にマッチした中国産や欧州産の石を選ばれる方も多いです。国産銘石の品質はやはりとても素晴らしいものですが、できればお店でじっくりと見て触れてワールド・クオリティをお確かめいただきたいと思っています。お気軽にお店へお越しくださいね。(written by Tetsu)
2010 6月 28日 投稿
西村石材のお墓づくり > W杯盛り上がってますね。墓石も昨今は欧州・アジア勢が人気?!
モンパルナス墓地の美しい天使像
最近、”墓マイラー”という人たちが増えているそうです。墓マイラー、つまり墓参らー。お墓参りを楽しむ人たちです。彼らがお参りをするのは、昔の武将や偉人、芸術家など歴史に名を残すような人たちのお墓です。武将たちがゲームなどでキャラクター化されたりしたおかげで、”レキジョ”という歴史に興味をもつ女性が増えたり、名古屋城開城400年の一環で”イケメン武将隊”がマスコミに登場して人気だったり(一部主婦層ではおっかけのような人たちまでいるようです)、美しい”過去・歴史”を愉しみたいニーズとでもいうのでしょうか、不思議な現象ですね。とはいえ、お墓参りをしていただくのは、とても良いことだと思います。
かくいう私も、20年前にフランス旅行をした際に、パリのモンパルナス墓地に眠るサルトルとボーヴォワールのお墓参りをしたことがありますから、”墓マイラー”の気持ちがとてもよくわかります。教科書に出てくるような人物と会ってみたいと思っても、お墓でしか対面できないわけですからね。そのときは郊外のパン屋さんで買ったプリンのようなパン?をお供えして、仏教式で拝んでしまいましたが、しばしの間、そこに眠る人への思いに浸ったりしました。
日本の古いお墓は、苔むした味わいのある侘び寂び感がまた良いものです。樹木など自然の景観の美しさだけでなく、四季の匂いもあったり、しっとりした風情も愉しめると思います。歴史上の著名な方のお墓を訪ねて、この機会にぜひ”墓マイラー”になってみてください。何か新しい発見があるかも知れませんよ。(written by Tetsu)
東海地方は先日梅雨入りしましたが、今日は梅雨の合間の暑い一日です。6月の名古屋市みどりが丘公園の様子をお知らせします。この墓地公園はその名のように緑も多く、園内もきちんと整備されているので、緑の多い季節は散策にも最適なんです。(今日はかなり夏日っぽくて暑かったですが)
※写真をクリックすると拡大します。
みどりが丘公園の6月の緑
お墓のまわりにも緑が。。。
管理事務所もきれいです
憩いの場所で一休み。
ぶら下がり健康器もありますね
みどりが丘公園バス停です
徳重から2つ目の停留所。平日は1時間に3本
近所には日帰り温泉施設。帰りにいかが
イタリア料理チェーン店もあり
2010年秋には徳重に大型商業施設も誕生
今までは緑区の郊外の大型墓地公園という印象だったみどりが丘公園ですが、2011年春完成予定の地下鉄桜通線「徳重」駅ができることで、アクセスだけでなく街全体がさらに発展し、帰りにショッピングやレジャーも楽しめるなど、お墓参りがますます便利で快適になりそうです。みどりが丘公園エリアは今後、要注目ですね。(written by Tetsu)
「千葉市花見川区に先月下旬開園した幕張霊園が、1回墓参りするたびに30円分のポイントがつく「マイリポイントカード」の発行を開始」。2010年5月30日のネットのニュース配信で、こんな話題を見つけました。墓石や墓地の業界では、こういった一般の商業施設的なプロモーション活動は新しいというか珍しいですね。お供えの花などを購入してもポイントがたまり、法事の精算や管理費支払いなどに使えるそうで。霊園を運営するお寺の関係者の方が「墓参りを生活の一部にし、何度も足を運んで家族のきずなを深めてほしい」と期待されているそうです。
こちらの写真は豊田市・古瀬間墓地です。
私ども石材店からしても、大切なご先祖様をお祀りしているからというだけでなく、大好きだったご家族の方がお住まいになっているお墓に、みなさんいつでもお墓参りに行っていただきたいと思います。遠距離だとどうしても年に数回など限られてしまうかも知れませんが、お近くならばぜひご家族の絆を深めていただきたいですね。そういう観点から、幕張霊園の企画もなかなか興味深いですね。
今、放映されているNHK朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」でおなじみの漫画家・水木しげる先生がインタビューで「小さい頃から墓地が好きで、そこにいると気分が良くなる」とおっしゃっていましたが(先生は少し特別な方かも知れませんが)、墓地・お墓というのは実は「聖地」であって、ほんとうに怖いところ・不気味なところでは全然ないんです。しかも最近の墓地公園は、ほとんど緑地公園のようなとても自然に恵まれた美しいロケーションのところが多いです。空気がおいしくて、心もさわやかになる「清浄な聖地」に、気軽に足を運んでみてはいかがですか?(written by Tetsu)
平成22年4月22日に総務省から「平成 21 年「通信利用動向調査」の結果」が発表されました。
以下、内容を抜粋いたします。
<インターネット等の普及状況>
◎インターネットの利用者数は、対前年比317万人増の9,408万人に達し、人口普及率は 78.0%
(対前年比2.7ポイント増)となった。
◎また、インターネットの世代別の個人利用率をみると、60歳以上の世代において、インターネットの
利用率の伸びが顕著。
◎自宅パソコンからのインターネット接続にブロードバンド回線を利用している世帯の割合は
76.8%(対前年比3.4ポイント増)。
このうち、光回線が41.1%(対前年比2.1ポ イント増)と増加し、光ファイバーによるブロード
バンド化が着実に進展。・・・
グラフからわかるように、なんと60歳代以上のネット利用者がここ一年で急増しているようですね。団塊世代が年齢を重ねていくので、おそらくその傾向は数年続くでしょう。また興味深いのは65〜69歳での男女比がほとんど差がないということ。女性の方もインターネットを利用されているんですね。そのような成熟したIT社会においてホームページの果たす役割はますます重要であると再認識いたしました。
お墓づくりの方に少し目を向けてみますと、昨今ですと年配の方におかれましても、正しいお墓づくりをご存じない方も多くなってきました。年々そういう傾向になってきています。それは核家族化や都市生活といったライフスタイルの変化の中で、お年寄りから若い世代への情報伝達が少なくなって来ているからだと思います。
そうした状況で、きちんとお墓づくりという社会活動のお手伝いや日本の伝統文化の伝承・伝達を果たすために私ども石材店がホームページ等を通じてお手伝いできれば良いなぁ、と思います。ホームページはもちろん営業展開の柱のひとつでもありますが、それだけでなく日本における正しいお墓の建て方・つくり方をお客様にお伝えするPRツールです。生活知識・情報を得る場の一つとしてぜひご利用ください。(written by Tetsu)
2010 5月 22日 投稿
墓地・お墓関連情報 > 60歳代以上のネット利用が急増。お墓づくりもネットの時代到来?!
5月も半ばを過ぎ、新緑が美しいどころかすっかり夏日のような陽気になってきました。5月と言えば、私たち日本人にはうれしい日本茶の新茶の時期です。摘みたての新茶もだんだんと市場に出回ってきたようですね。お茶の通の方の中には、お茶は秋まで寝かせてしっかり熟成させた方が旨味も出て一層美味しいとおっしゃる方もいますが「新しもの」には目がない方のほうが実際には多いのではないでしょうか?新茶ならではのさわやかな風味や美しい緑色など、初夏の風情を目と舌で味わえるのはなんとも心地よいものです。というわけで、これからの季節にぴったりの茶葉と冷茶の作り方をご紹介します。
日本茶には玉露や煎茶、番茶など、その仕上げ方やグレードなどによって種類がいろいろありますが、私がおすすめしたい冷茶によく合うお茶は、ズバリ「茎茶」です。地域によっては雁が音(かりがね)と呼んだりもします。ふつうお茶といえばお茶っ葉というように葉の方を使うのが一般的ですが、実は茎ばかりを集めた茎茶の方が「旨味・あま味」が豊富ということご存知でしたか?冷茶を作るとその旨味がとても美味しいんですよ。
お茶は葉に含まれる苦み成分のカテキンと旨味成分のテアニンのバランスが美味しさのもととなっていますが、テアニンは太陽光に当たるほど光合成を行ってカテキンに変わってしまいます。苦みのカテキンを抑えるためわざわざ葉に覆いをかぶせて太陽光に当てないようにして、逆に旨味を多くするというひと手間かけたのが高級茶葉の「玉露」なんです。ところが茎茶というのは葉がないため苦みのカテキンが少なく、旨味のテアニンばかりが含まれているんです。そんな茎茶を使って冷茶を作ると、苦みが少なく、玉露顔負けのなんとも言えない旨味が凝縮された冷茶ができ上がります。お茶というより出し汁に近いような旨味ですね。エスプレッソならぬ名付けて「お茶プレッソ」というところでしょうか。
さてそんな茎茶の冷茶の作り方です。500mlくらいの湯冷ましのお水をピッチャーに用意します。茎茶を大さじ4〜5杯分くらいをティーパックに入れ、ピッチャーに入れます。するとティーバックからどんどんとお茶のエキスが水に流れ出していき、ティーバッグが徐々に沈んでいきます。そうしたらピッチャーをそのまま冷蔵庫に入れて、一晩くらい寝かせます。次の日には、美しい黄緑色の冷茶ができ上がっています。濃い緑色でなく、薄い黄緑色が見た目にもきれいです。
美味しい茎茶の冷茶ができ上がったら、それを携えてお墓参りにお出かけしてみてはいかがですか?お彼岸は過ぎましたが、今の時期がお墓参りには最適な季節かも知れません。墓地公園などは樹木も多く新緑がとても美しいので、ちょっとしたピクニック気分も味わえます。ご先祖様とごいっしょに、心地よいひとときをどうぞお過ごしください。(written by Tetsu)
2010 5月 21日 投稿
四季彩々・徒然日記 > 冷茶の美味しい季節。お茶プレッソはいかがですか?
みなさまのご家庭は、大丈夫でしたか?
8月11日、午前5時7分ごろ、駿河湾沖を震源とする大きな地震が発生し、
静岡県中部〜西部を中心に東海地方全体でも大きく揺れました。
静岡県では震度6弱、愛知県でも震度3〜4を記録しました。
東名高速道路でも地盤が陥没している箇所があり、
あちこちで被害が出ているようです。
みなさまのお家では被害はありませんでしたか?
台風が同時に発生しており、今回は同時災害とならず不幸中の幸いでした。
朝のNHKニュースでは、静岡県の墓地の映像が映し出され、
墓石が破片となって飛び散っている状況が放送されていました。
こういうシーンは私たち墓石店は一般の方々よりも強い衝撃を受けます。
私どもが常日頃手がけているお墓がいとも簡単に砕けてしまうのですから。
しばらくの間、お客様からの被害のご報告がないか
とても緊迫した時間を過ごしました(幸いにも今のところないようです)。
こうした状況でより安心・安全であるためにも、
当店のお墓はすべて免震施工させていただいております。
平時には、そんな大きな地震は来ないだろうと考えがちですが、
実際こうして大きな地震が起こってみると被害は甚大です。
あらためて自然の巨大な力には驚かされます。
免震施工で少しでも被害が抑えられるのであれば、それに越したことはないと思います。
もしお墓の免震についてご関心をもたれましたら、
一度当店にお越しください。免震技術について詳しくご説明させていただきます。
(しつこい営業はいたしませんので、どうぞご安心ください)
地震はまだ起こるかも知れません。
当分の間はご注意・ご用心いただきたいと思います。
どうぞみなさまお気をつけくださいませ。(written by Tetsu)
岐阜市在住の方から、地震の日の朝に撮影した不思議な写真をいただきました。全くの晴天だったにも関わらず、美しい虹が出ています。地震虹というのでしょうか?
この度、西村石材のブログを立ち上げることになりました。
お墓を建てられる際のよく分からない点、墓石選び、墓地・霊園選び、
石材店選びのポイントなど、特に初めてお墓をつくられる方の「ナビゲート」をするつもりで
ブログ形式でよりわかりやすくお答えしていきたいと思っています。
ブログをよりわかりやすく整理するために、下記カテゴリーを事前に用意しました。
◎ お墓づくりQ&A
◎西村石材のお墓づくり
◎ 墓地・お墓関連情報
◎お買得セール情報
それぞれのメニューボタンを押していただくと、該当するカテゴリーの
ブログの内容が一覧できるようになっています。
ブログは定期的に情報更新して内容を充実していきます。
「お墓づくりQ&A」には
ご来店くださったお客様から戴いたご質問の中で多いものや、
皆様からのご質問にもお答えさせて戴きます。
お墓づくりの疑問点やお知りになりたいことがございましたら、
ホームページの「お問い合わせ」ページからお気軽にご質問下さい。
皆様のお墓づくりにお役立て戴けるよう努力いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2009 8月 14日 投稿
西村石材のお墓づくり > 西村石材ブログ「墓ナビ」お墓づくり相談室をはじめました。