自筆証書遺言をご存知ですか?
自筆証書遺言とは、全文を自分で記入する遺言のことを言います。
自筆証書遺言を用いる最大のメリットは、
証人をたてる必要がなく、いつでも1人で作成できることです。
遺言の種類には他に、
公正証書遺言と自筆証書遺言というものがありますが、
この2つでは共通して、2人以上の証人が必要となります。
証人というのは、誰でも簡単になれるわけではありません。
例えば未成年の方や、遺言者が亡くなった場合、
相続人になる可能性がある推定相続人の方、
4親等内の親族の方は証人になることができません。
場合によっては、証人を2人用意することが
難しい場合もありますので、
この手間を省略できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
自筆証書遺言を用いるデメリットは、
遺言書自体が詐欺や脅迫・偽造などの被害にあうかもしれない
ということです。
自筆証書遺言は一人で作成でき、
簡単な方式で保存することができます。
よって、遺言を書く際に脅されていたとしても
その状況を察するようなことはできません。
また、遺言内容の書き換えも様式に法っていれば
難しいものではなく、簡単に偽造されてしまう可能性もあります。
ご自分の最後の意思が
正しく伝わらない危険性もありますので、注意しましょう。
2015 11月 6日 投稿
お墓の豆知識 > 自筆証書遺言を用いるメリット・デメリット
良い葬儀社を見つけるためには、
忘れてはいけないことがあります。
それが、前回お話しした担当者の方と
実際に一度会ってみることです。
今回は詳しく、その中でも
特に見極めたいポイントをご紹介します。
まずは、遺族の希望をしっかり聞き、
希望に沿った選択肢を提案してくれるような業者であるかを
しっかり確認しましょう。
こちらの希望を聞いてもらえないようでは、
当然自分たちの希望するような葬儀を開いてはもらえません。
また、料金に関することも含めて
しっかりといくつかのプランを練ってもらえるかどうかは、
満足できる葬儀を実現する上で欠かせないポイントです。
いくら希望通りの葬儀を実現できても、
その価格が予算を超えてしまうようなものではいけません。
質問にもしっかり応えてくれるような業者の方が良いですよね。
葬儀のイメージをできる限り忠実に共有するためには、
質問が欠かせません。
わからないことがあれば質問する権利がありますし、
その質問に答えられないような業者を信用するのは難しいでしょう。
契約を急がせるような業者もお勧めできません。
自分の実現したい葬儀プランを
しっかり実現することができるかどうかを見極めるには、
相応の時間が必要となります。
そういった時間も用意してくれないような業者と
無理に契約する必要はないでしょう。
2015 11月 4日 投稿
お墓の豆知識 > 葬儀社選びで忘れてはいけない注意点
葬儀社を探そうと思っても、
たくさんの葬儀社の中から良い葬儀社を見つけ出すことは
簡単ではありません。
葬儀社の良し悪しは、悪徳業者ではない限り
その人がそれぞれどういった葬儀を行いたいかによって
変わってしまうでしょう。
自分にとって良い葬儀社を見つけるためには、
どういった探し方をすれば良いのでしょうか。
葬儀社には、それぞれ特徴や得意・不得意があります。
葬儀会社を探し始める前にあらかじめ葬儀の内容を考え、
その希望内容に合った葬儀会社を選ぶことが大切です。
その上で大事にしたいのが同条件での相見積もりです。
ここでまず、悪徳業者の可能性がある業者を見極めましょう。
過剰に料金が安い業者や高い業者には注意が必要です。
特に安い場合などは、格安をうたっておきながら
オプション費用などで結局、大金を取られてしまう、
ということが頻発しています。
くれぐれも注意しましょう。
相見積もりを終え、その次に重視したいのが
担当者の方と実際に一度会ってみることです。
相見積もりをするためには
電話やインターネットが非常に便利な手段です。
しかし、そこで出た情報だけではなく
実際に担当者の方と会ってみることが大切です。
詳しくは次回、お話しさせていただきます。
2015 11月 2日 投稿
お墓の豆知識 > 良い葬儀社の見つけ方
お墓参りに行った際に、
雑草ばかりのお墓を見たことはありませんか?
お墓というものは普段なかなか行かない分、
久しぶりに行ってみたら
雑草だらけになっていたということは、よくあります。
雑草だらけのお墓は
見ていて気持ちの良いものではありませんし、
ご先祖様方に失礼ですよね。
お墓の雑草を減らす方法の一つに、
お墓を囲っている砂を砂利に変えてしまうという手があります。
玉砂利を用いるメリットは
やはり、その除草効果の高さでしょう。
この際のポイントは
砂利を敷く厚みを5センチ以上にすることです。
また、土のまま、より高級感を出すことができます。
土のままでは、経年後どうしても
痩せ細った印象を持つ方もいらっしゃいますが、
砂利なら土に比べ、経年劣化を防ぐことができるでしょう。
土の状態だと心配な、霜の被害も防ぐことができます。
冬になれば霜がおりてきますが、
これは日中の気温上昇に伴い、解けて水となり
ドロドロになってしまいます。
足元だけでなく、その足で墓地を歩けば
その周辺まで汚してしまう可能性もあります。
泥を落とすことができる環境があれば問題ありませんが、
それでもお墓周りを敬遠してしまいます。
厚みを持って砂利を敷いておけば
このような心配も防ぐことができるのです。
砂利を導入し、少しでも管理のしやすいお墓にしてみませんか。
2015 10月 31日 投稿
お墓の豆知識 > 玉砂利を用いるメリット
墓石が高価であることには、しっかりとした理由があります。
それは、墓石が数ある石の中でも石に個性があり、
墓石に向いている石として、選りすぐられたものであるからです。
墓石に向いている「長持ちする石」とされる条件は、2つあります。
順番に見ていきましょう。
まず一つ目の特徴が、水に強いことです。
墓石は基本的に、何かで覆われたり、
守られたりするようなことなく、風雨にさらされます。
そういった環境下で長持ちさせるためには、
水を吸収しにくいものを選ぶ必要があるのです。
また、硬い石であることも重要な特徴です。
風雨にさらされる中で、
磨耗を招く可能性も十分ありますよね。
また、強風下では墓石に向けて
何が飛んでくるかもわかりません。
万が一硬いものが墓石に当たったとしても、
その衝撃に耐え得るだけの硬さが必要です。
長持ちという観点以外から見れば、
墓石の中には産地や材質・組成や色の違いなどもたくさんあります。
墓石に選ばれているという時点で、
石の耐久度はある程度保証されています。
その中でも、さらに長持ちするような素材を選ぶのか、
美観性を重視するのか、
一つ一つの石の個性の違いを注意しながら
墓石選びをしてみるのも面白いかもしれませんね。
2015 10月 29日 投稿
お墓の豆知識 > 石にも個性があります
当たり前のことではありますが、お墓にも耐用年数があります。
生前にお墓を建てることが多くなってきた昨今、お墓の耐用年数は重要なものになってきました。
故に、お墓の耐用年数を理解していなかったせいでトラブルを招いてしまうのは避けたいですよね。
お墓というと、ついつい長持ちしそうなイメージを抱いている方が多いかと思われます。
しかし、お墓の耐用年数はおよそ50年から100年、短ければ30年ほどと言われています。
長持ちするとしてもせいぜい150年ほどです。 一般的によく用いられる御影石自体の耐久性は、極めて強いです。
ぶつけたり高温にしたりということがなければ半永久的とすら言えます。
石が半永久的にもつのに、どうして墓石になってしまうとそこまで寿命が縮まってしまうのでしょうか。
墓石の耐用年数に大きな影響を及ぼすのは、実は石の素材ではなく基礎コンクリートや接着剤などの施工資材の寿命です。
正しい施工を行わなければ、石と石のつなぎ目は3~4年で剥離してきます。
お墓の傾きも7~8年で生じます。
最近ではお墓も地震対策を考えた耐震施工が当たり前に成りました。
例えばこの耐震施工ひとつとっても、それぞれの石材店によって使っている資材が異なります。
西村石材では、墓石用免震システムのトップブランド、安震はかもりを使用しています。
免震システムについての詳しいお話はまたの機会にさせていただきますが、信頼のおけるブランドの施工資材を使うことも、墓石の耐用年数に大きな影響があります。
施工資材の良し悪しと共に、石材店の施工技術もお墓の耐用年数に大きな影響があります。
最近では販売だけして、施工は施工専門の下請け業者任せで施工管理すらできない業者が増えています。
どれほどの経験、技術があるのか怪しい「職人」と自称する俄仕立ての石材店も増えています。
このような業者にお墓づくりを任せてしまうのは危険だと思います。
「建墓の一歩は店選び。」です。
同じように見えるお墓でも、施工方法によっては耐用年数に大きな違いが生じます。
正しい施工をしてもらえる石材店を見つけ、後世のためにも長持ちするお墓をつくりたいですね。
2015 10月 27日 投稿
お墓の豆知識 > 墓石にも耐用年数があります
遺言書とエンディングノートは、いったい何が違うのでしょうか。
遺言書とは、自分の死後、財産の相続などについてどうするのかという意思を、メッセージにして書き残しておくためのものです。
遺言書には法的効力があり、死後にその効力は発揮されます。
エンディングノートも同様に自分の死後、遺族に対してメッセージを残します。
ただし、エンディングノートにいくら細かい相続プランを記入したところで、法的効力はありません。
遺族がそれを発見したとしても、関係なく相続が行われてしまう可能性があるということです。
また、書き方についても大きな違いがあります。 遺言書には法的効力が伴う分、規定された書き方というものが存在します。
その書き方を守らなければ効力が発揮されないため、書くためには相応の気構えが必要となります。
一方でエンディングノートには特に決まった書き方がないので、気軽に、自由に書くことができます。
エンディングノートはたくさんの種類がありますが、私は終活カウンセラー協会製作のエンディングノート「終活ノート マイ・ウェイ」をお勧めしています。
「終活ノート マイ・ウェイ」は、あなたの人生をもっとよりよく生きるためにご活用いただきたいとの思いで製作されたエンディングノートです。
単に最期の時を迎える準備のためではなく、人生の終焉を考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる第一歩として、この終活ノートを使っていただければと思います。
遺言書とは大きく異なるエンディングノートの活用法ですね。
次に費用面についてです。 遺言書には自筆証明遺言というものと公正証明遺言というものがあります。
自筆証明遺言は数百円と安価ですが公正証明遺言は数万円と高額です。
エンディングノートは数百円〜と安価なものがほとんどです。 それぞれの特徴を把握した上で、伝えたいことに応じて使い分けたいですね。
PR : 終活カウンセラー協会製作の「終活ノート マイ・ウェイ」をご希望でしたら、お気軽にお問合せ下さい。 (定価1,000円/税別)
2015 10月 25日 投稿
お墓の豆知識 > 遺言書とエンディングノートの違い
墓石のデザインというと、馴染みが薄いためイメージがしづらいのではないでしょうか。
西村石材では、CADデザインから設計図まで起こし、よりリアルな完成イメージをお客様に伝えることができます。
CADとは、コンピュータ支援設計ともいわれるコンピュータを用いて設計を行うことをいいます。
コンピュータを用いて作成を行うため、よりリアルな3Dコンピュータグラフィックスでの出力が可能です。
仕様や形状の違いはもちろん、石の質感や色の表現も可能です。
もちろんカラーで印刷されるので、とてもわかりやすいイメージを持っていただけると思います。
これを持って行っていただいて墓地や霊園に赴いていただくのもよいと思いますし、いくつか検討したい場合も対応はさせていただきます。
通常3パターンほど同時にお渡ししますので、合わせてご検討いただけます。
完成イメージを見ていただいた後でのプランの修正や変更も、もちろん承ります。
お客様のイメージに沿ったデザインプランを実現できるまで、何度でも作成いたします。
お墓づくりに必要な総額のお見積りもご一緒に提示いたしますので、合わせてご検討いただけます。
お墓の購入は、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
しっかりしたイメージ図を用いて、納得のできるようにしましょう。
2015 10月 23日 投稿
お墓の豆知識 > 墓石デザインのイメージについて
近年の終活ブームもあって、生きている内にお墓を購入している人が増えています。
実は亡くなってからお墓を建てるより、生前からお墓を建てたほうがお得なのです。
生前に建てられたお墓は、死後故人の子供などの継承人に相続されます。
相続という言葉を聞くと、連想してしまうのが相続税ですよね。
なんと仏壇や仏具、お墓などの祖先を祀るためのもの(祭祀財産・さいしざいさん)の相続は生前に購入されたものに限り、非課税となるのです。
これは、祭祀財産が換金されることはなく、祖先崇拝の慣習や国民の感情などを考慮されての非課税とされています。
しかし、これは先ほども書いた通り、あくまでも生前の購入だけに限ります。
もし亡くなってからお墓を建てても、それは課税対象となり税金を支払わなければいけなくなります。
しかし、どんな高額なものでも非課税になるからといって、あまりにも不釣合いな純金製の仏像や仏具を購入してはいけません。
祭祀財産を非課税対象としている趣旨は、あくまでも仏像や仏具を祭祀財産として大切に扱われているからです。
派手に祭祀財産の購入をしてしまうと、税務署からのチェックが入ることもあります。
常識の範囲内である程度の節税対策は心がけましょう。
2015 10月 21日 投稿
お墓の豆知識 > 生前にお墓を買っておくとお得な理由
新しいお墓を建てることになった場合に、郷里など遠方に有る元のお墓がいらなくなってしまうことがあります。
その場合、どのようにしてお墓を片付ければいいのでしょうか。
まず、墓地の管理者の方へ墓石撤去と墓所返還の旨を申し入れましょう。
墓石を移転し、移転先で改葬をする場合は、「改葬届」や「受入証明」で手続きを進めることができます。
新しいお墓を建てず、お墓を単純に撤去する場合はこの二つの使用ができないので少し厄介です。
その場合まずは遺骨の新しい納め先を寺院などに設定しましょう。
次に行うのが石材店の決定です。
ここでは、石材店とのやりとりが最後になる可能性が高いこともあって、見積り金額以上の高額な請求をしてくる場合があります。
実績の有る信用のおける業者に依頼しましょう。
お墓の片づけをする場合、工事の前に必ず魂抜きを行って下さい。
墓石を建てた際に魂入れを行ったはずですので、その逆ですね。
墓石を解体工事するために、仏様へお許しを請うご挨拶です。
宗派にもよりますが日程調節が難しいところも多いので、石材店と寺院との日程の打ち合わせは早いうちから余裕を持って行いましょう。
最後に墓石を解体して運び出し整地を行って、お墓の撤去は完了です。
しっかりとしたお墓の片付け方を理解し、ご先祖様方に感謝の気持ちを持って取り組みたいですね。
PR: 西村石材では、これまでに鳥取県米子市、兵庫県西宮市でのお墓の片付けのほか、岩手県気仙郡住田町、山口県防府市、愛媛県今治市伯方町などから愛知県豊田市の墓所へのお墓の引越し(移転・改葬)など、県外遠方でのお墓の片付け(墓じまい)やお墓の引越し(移転・改葬)も多数の実績があります。
2015 10月 19日 投稿
お墓の豆知識 > 古くなった墓石の撤去方法