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お墓の豆知識

免震施行されていますか?

お墓を建てることが決まると、墓石の種類やデザインなどに目が向きがちです。

こうしたことは、お墓を構成する重要な要素ですが、さらに地震対策について検討することもおすすめします。

お墓は何世代にもわたって使い続けるものですので、地震などで大きな揺れがあっても倒壊しないものを選びたいものです。

お墓は地震対策をしないと震度4程度で倒壊するともいわれていますので、何らかの対策が必要となります。

耐震と免震は違うもので、お墓の場合には、大きな揺れをやり過ごすことができる「免震」を重視するのが効果的です。

最近ではお墓の免震対策として、ウレタンやシリコンなどの免震素材を挟んで、揺れに備えることが多くなっています。

耐久性の面では、ウレタンよりはシリコンの方が優れているといわれています。

そのため、お墓選びでは、シリコンなどは使われているか?質問してみることをおすすめします。

また、構造面では基礎や外柵もしっかりみようとする姿勢が重要です。

トータルで地震に強いお墓になっているか、説明を聞きながら判断するとよいでしょう。


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お墓に関する決まり事

亡くなったら火葬を行い、それぞれの宗派や遺族の都合に合わせて、遺骨をお墓におさめたり、お寺にあずけたりするのが一般的です。

ただお墓に関する決まるごとがいくつかあり、亡くなってから埋葬または火葬は死後24時間経過しなければ行ってはいけないという決まりがあります。

そのため、亡くなってからは自宅や斎場に用意された部屋で遺体を安置して、火葬するまでの間にお通夜や葬儀を行います。

また、家など勝手にお墓を作ってはいけないことになっています。

遺骨を家で保管することはできますが、お墓は定められた場所にしか建てることができません。

お墓を建てた場合も、遺骨を勝手におさめることはできません。

遺骨をおさめるときは、埋葬許可証や火葬許可証を交付する自治体で手続きをして、お墓を管理しているお寺や霊園に、それらを提出して認められてから納骨することができます。

お寺や霊園が提供している土地を契約した後も、勝手に墓石を作ってはいけないことになっています。

霊園によっては墓石の大きさや形にも制限をもうけているところがありますから、墓石を建てる前に相談する必要があります。


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お墓の相続について

お墓の相続について悩む人が増えています。

お墓を相続してほしいということを遺言書や口頭などの指定があった場合、お墓を管理することになりますが、遠方にあるお墓はどうするのかと悩む人も多くなっています。

お墓の管理をしたくても遠方である場合は、そう頻繁に通うこともできません。

しかしお墓は時間と共に劣化をするだけでなく、雑草が生えたりしてお隣のお墓にも迷惑をかけてしまうことがあります。

お墓を相続したものの、管理に困ったときは、墓じまいをして自宅近くにお墓を引越しさせることができます。

遺骨を移動させるために埋葬許可証などの手続きが必要になりますが、身近なところにお墓を建てることで、無理なくお墓詣りをすることができるようになります。

ただ、遺言書などでお墓の相続人の指定がなく、さらに相続人いない場合は地域に従うことになっています。

ただ地域の慣習が明らかでない場合や、複数の相続人がいても誰も相続することを名乗り出ないなど、相続人が決まらない場合は家裁の調停か審判になることがあります。

そのため最近では相続人に迷惑や負担をかけたくないとして、永代供養墓を選ぶ人が増えています。


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仏教の宗派によるお墓の形

お墓だからといってこのデザインにしなければいけないといったことはありません。

オーダーメイドで作られているものもあるほど、自由性の高さがあります。

お墓の形が仏教の宗派によって変わると思われている方もいますが、そうではありません。

一つ上げるのであれば、神道の場合、墓石の頭部を四面錐体型にしています。

焼香は行わないため、香台がないところが特徴になります。

五輪塔や宝塔の形のお墓も、宗派を問うことはありません。

五輪塔は、建てることで故人を極楽浄土に成仏させてくれるという思想を表したものになります。

宗派によって変わるのは、墓石に刻まれる文字になります。

メジャーな宗教として、天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・禅宗・日蓮宗といった仏教が日本にあります。

墓石に刻む文字として多く見られるのは、誰々家の墓・誰々家先祖代々の墓といった家名で各宗派共通のものとなっています。

名号や題目、戒名の付け方は各宗派によって異なり、菩提寺と相談した上で決めることになっています。

洋風の新しい形のお墓には、メッセージを刻んだものが人気になっています。

故人が安らかに眠れるお墓を作りましょう。


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お墓を移転する前の注意点

お墓を移転する前の注意点をご存知でしょうか。

まず大前提として知っておいてほしいことは、お墓は自由に動かしてはならないということです。

お墓を動かすことを改葬というのですが、改葬を行うには役所からの改葬許可証を得る必要があるのです。

役所からの改葬許可証を得ることなく勝手にお墓を移転した場合、法的に罰せられることになりますから注意しましょう。

役所からの改葬許可証を得るためには、移転先の受け入れ証明証の取得が必要になります。

移転元の管理者から発行してもらった埋葬証明書と、移転先の管理者から発行してもらった受け入れ証明書を添付して役所に改葬許可証を申請しましょう。

さらにお墓を移転するための宗教上の儀式の確認もしておくようにしましょう。

移転元では「魂抜き」の儀式を行い、移転先では「魂入れ」の儀式を行うことにな
ります。
こういった宗教上の儀式を行う際にもお布施が必要になりますから、そういった費用もきちんと用意しておく必要もあります。
お墓を動かすことはそんなに簡単なことではないのです。
お墓を移転する前の注意点をお分かりいただけたでしょうか。


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お墓のリフォーム時期

お墓の原材料となる石は、耐久性が高く、丈夫なため、建てて数年は、リフォームの必要がありません。

適切なメンテナンスを行っていれば、ほとんどの場合は問題がありません。

しかし、建ててそんなに立たない時期でも、地震等の甚大な天災があった場合や、10年以上経過した場合には、お墓のリフォームが必要となる場合があります。

ひび割れが発生したとき、墓石が割れたり、倒壊した時などは、非常に危ない状態ですので、一刻も早く依頼した石材店や、最寄りのお墓のリフォームやメンテナンスを請け負う会社に相談をして、修繕をするようにしてください。

対応している石材店ならば、リフォームの際に免震施工を依頼するとより安心です。

墓石の文字が剥げてきて時、線香立てなどの備品が損傷したときにも、見栄えが良くないと感じる場合には、リフォームをするといいでしょう。

できれば、人の往来が激しいお盆やお彼岸を迎える時期や、法要で故人と親しい方が集まる機会の前までにリフォームを済ませるといいでしょう。

綺麗になった状態で、多くの方にお線香をお供えしていただけると、故人も喜ばれ、良い供養にもなるのではないでしょうか。


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墓石の費用の決まり方

お墓を建てるためには、墓石というものが必要になってきます。

ただ、どのようなものにいくらかかるかわからないため、不安に思う人や、漠然と高いものだというふうに考えている場合も少なくはありません。

そこで、事前にしっかりと調べでおくことで、業者の言いなりにならずに済むため、余計な出費を抑えることができるようになります。

まず、墓石に使われる石材の種類にも等級があるのですが、それによって値段が変動します。

希少であるほど見栄えは良くなり、場合によっては吸水性の問題や手入れのやりやすさが変わってきます。

長く使うものですから、予算も含めて、石屋さんとよく相談しておきましょう。

墓石の形状で決まるが、地域によって異なることもあり、一般的に言われているのが、中国やインドのものであれば安価で、国産だと少し高くなります。

墓地の広さ大きいと、墓石を作る材料が必要となるので、値段が上がるのは当然のことですが、そこに複雑なデザインを施すとなると、施工費用が上乗せされることになります。

それ以外にも、墓地の種類によって、永代使用料が変わるなどということもあるため、不明な点があるなら必ず問い合わせておくことをおすすめします。


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家系図を作成しよう

お墓と非常に関係の深いものに家系図が有ります。

家系図はいわば先祖との繋がりを表した記録とも言えます。

わたしたちはすべて先祖がいてくれたからこそ存在していますので、先祖との繋がりは重要と言わざるを得ません。

では、その家系図を作成するために気を付ける事についてみていきます。

まず、祀るべき人をはっきりしよう、という事が大事です。

お墓は、本家には本家の、分家には分家の祀り方や供養の仕方が有ります。

その為、一人一人のご先祖をはっきりと認識して、我が家で祀るべきご先祖とそうでないご先祖を区別する事で、お墓に祀られるべき仏様がわかる事が大事です。

また、家系図を作ることは、悪い影響を及ぼす原因を探ることにも繋がります。

きちんとお祀りしているつもりでも、悪い事が起こったり続いたりすると、祀られるべきご先祖が祀られていない可能性が考えられます。

そのような原因となるご先祖が見つかる事できちんとお祀りする事が出来、うまくいかない事を正す足がかりとなります。

そのように、家系図を作成する事は、先祖を正しく祀られているかを確認する事にもなり、子孫の繁栄にも繋がっていくと言えます。


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永代供養墓とは?

お墓を持たない人が増えていますし、お墓をもっていても相続人がいないという状況が増えているため、墓参りできない人のためにお寺が永代に供養することを魅力に感じて、永代供養墓を選ぶ人が増加傾向にあります。

永代供養墓とは寺や霊園が用意した場所に遺骨を納めて、全く関係のない人と一緒に供養してもらう方法です。

ほかの人と一緒の墓、納骨室に置かれるので様々な呼び方があるのですが、さいきんでは、永代供養墓の1つとして、樹木葬という新しいお葬式に注目が集まっています。

樹木葬はお寺や霊園が用意している場所に遺骨をおさめ、そのうえに故人が好きだった木や植物を植えるというものです。

遺骨を納めたあとは、霊園側は管理をして公園のように安らげる場所に整えてくれます。

遺族は、墓参りをするのと同じように、樹木葬にした場所を訪れて故人と向き合ったり、整備されている公園をゆったりと散歩することができます。

樹木葬は墓石代がかからないので、通常より安い費用で済ませられますし、最初に初期費用と管理料を支払ってしまえば、永代供養墓としてずっと供養してもらえるので安心です。


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お墓の石の種類と必要条件

一般的にお墓に使われている石は、大まかには4種類あるといわれています。

1つは花崗岩で、御影石とも呼ばれます。
墓石として広く使われている石で、瀬戸内海の沿岸や茨城県などで多く生産されています。

2つめは閃緑岩で、黒御影石とも呼ばれ、岡山県が高級御影石の産地として知られています。

3つめは斑レイ岩で、これも黒御影石と呼ばれます。
磨いたときの輝きが魅力とされ、産地としては福島県が有名です。

4つめは、安山岩で、江戸城の基礎にも使われたという、神奈川県の本小松石が広く知られています。

墓石選びの際に考慮しておきたい点として、いくつかの条件があります。

具体的には、硬いこと墓石を使うときに水を吸い込みにくいこと、長持ちして、耐久性に優れていること、などがあげられます。

墓石は石でできていますので、どうしても水を吸い込みますが、水を吸ううちに石の成分と反応して変色したり、ひび割れの原因になるといわれています。

そのため、水を吸い込みにくいものを選ぶ方が長持ちすると考えられます。

墓石選びの際には、実際に石に触れて、風合いや感触を確かめるのがおすすめで
す。


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