豊田市公営 古瀬間墓地公園 満永様
豊田市 満永様 <古瀬間墓地公園 2.25㎡ >
●お墓を建てようと思ったときに不安に思ったことがございましたらご記入ください。
●今お墓を建てようと思っている人にアドバイスがあればお願いします。
まずお店に出向いて相談してみる。
●西村石材へのご意見、ご感想などがございましたらご記入ください。
お墓に対しての知識が無かったけど、丁寧な説明と対応をして頂き助かりました。
※工事日記※
満永様 古瀬間墓地公園 2.25㎡区画(W1.5m×D1.5m)
◎一日目
一日目は基礎工事を行います。
お墓の外回りを設置する部分だけを掘って真ん中は残します。
全て彫ってしまうほうが楽ですが水はけを考えて必要のない部分は残します。
墓地の広さや建てるお墓の形によっては全て掘るやりかたもあります。
掘った場所を「タコ」でたたいて固めた後、さらに「栗石」を入れて「ランマー」で固めます。
十分に固めた地面に仕上として鉄筋とコンクリートを入れて基礎工事は終了です。
お墓の基礎工事は墓地の状況や建てるお墓の大きさ、形によってやり方は変わりますが
基礎工事だけで半日から1日ほどかかります。
コンクリートがしっかり固まってから次の工事に移ります。
◎二日目
二日目の工事です。
まず外柵(お墓の外回り)を据えていきます。
後側の板はお骨の入る場所にセメントが入らないようにするための敷居です。
前回行った基礎の上にバサ(セメント、川砂、水を混ぜたもの)を敷いて
石を設置していきます。
まずはお墓の外回りが設置できました。
石と石は地震対策用の接着剤で接着していますが
さらに補強のために金属製器具を取り付けます。
次にお骨の入る場所(石棺)を設置していきます。
外柵の中に4枚の石でお骨の入る空間を作ります。
お骨が土に還れるように石棺の下は地面とつながっているようにします。
石棺の外回りに「栗石」を入れて固めて石棺を固定します。
石棺の周りが乾いたら外柵のときと同様にバサを敷いて石を据えていきます。
今回のお墓には芝台が付いているので芝台から設置してきます。
芝台も金属製器具で補強します。
今回は骨壷ごと納骨するため石棺に骨壷を設置するための棚板があります。
これで二日目の作業は終了です。
◎三日目
石棺の周りや芝台がしっかり固まってからお墓の設置を行います。
下の段から順番にお墓を設置していきます。
下台が完成したら続いて中台、上台、竿石と設置していきます。
中台と上台、上台と竿石の間には地震対策として最も信頼ができる「安震はかもり®」を使用しています。
これでお墓が完成しました。
このまま仕上をすることもできますが弊社ではお墓が完成した翌日か翌々日に改めて仕上を行います。
続けて仕事を行うよりも別日に改めて行ったほうがより良い仕上げができるからです。
◎四日目
仕上の日です。この日は日差しが強かったためテントを建てて作業をしました。
良い仕事は良い環境でなければできないからです。
現在のお墓の仕上作業で最も大切なのが目地(石と石の継ぎ目)の作業です。
上の写真のように接着剤で施工をすると石の継ぎ目が接着剤で汚れています。
この目地の仕上の仕方によって最終的なお墓の見た目にかかわりますし、仕上げが汚いと
目地の接着剤の劣化が早くなり、お墓の劣化を早める原因にもなります。
目地の仕上や敷砂利を入れてお墓の仕上げは終了です。
これで全工程が終了です。カバーをかぶせてお客様への引渡しとなります。
納骨法要のお手伝いもさせていただきました。