法律では1つのお墓にこれだけの人しか入ることができないというものはなく、何人でも入ることは可能です。

しかし、お墓の中にはカロートと呼ばれる遺骨を納めるスペースがあり、そのスペースには限りがあるため、そもそも物理的に限界があります。

また、都心部に納骨場を用意してある場合、納骨場満杯で昔の遺骨をどうにかしないといけないケースも出てきてしまいます。

昔の遺骨に関する取扱いは地域によって様々です。

例えば、三十三回忌法要が終わったら、遺骨を海などに撒いてしまう、もしくは土に埋めてしまうという人、もしくはいっぱいになった時点で撒いてしまう人など様々な人がいます。

散骨が認められており、自然に戻すということで、亡くなられた人の思い出の地で遺骨を撒いてあげるという人も中には存在し、一方で、昔の遺骨をあえて残し、生前のうちにここに撒いてほしいと決めておくケースや墓を新設してそこに納骨するケースなども出てきています。

また、墓を大きくして、なるべく親族すべての遺骨を入れられるようにしておくということも可能となっています。

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