墓石の加工様式にも違いがあります
墓石というと、たいした違いはなく形も
一般的な和型の墓石を思い浮かべそうですが、
墓石には様々な加工様式があります。
墓石の加工様式は好みで選んでいただいてもいいですし、
宗教によって加工様式が決まっているところもあります。
一般的な和型の墓石は上から竿石、上台、下台という構成になっています。
一番上の竿石の加工様式の違いをご紹介いたします。
加工様式で多いのは「スリン加工」と言われるものです。
スリン加工とは竿石と上石の間に座布団を敷いたように見える加工です。
スリン加工には「角スリン」「猫足スリン」「丸スリン」などの種類があります。
「蓮華加工」は文字通りハスの形にしたものです。
「亀腹加工」 は亀の甲羅の形をしています。
亀は縁起の動物なので、その背中に仏石を祭る形になります。
「額縁加工」は仏石の正面に額縁のように輪郭をとる加工です。
他にも「中箱加工」 「大名型加工」など加工様式は様々です。
上記のような加工は、仏教系の宗派ならどれでも加工することが可能です。
お墓を加工するとそれだけでイメージが変わりますし、
少し費用がかかりますが墓石を加工してみてはいかがでしょうか。